「古希」とは、ギリシャ語で70歳を意味する言葉です。また、70歳になったことで長寿をお祝いする「古希祝い」は日本の伝統的なお祝い行事です。
家族や友人で集まり、人生の節目として長寿のお祝いをします。
そんな古希祝いのお祝いの席ではお花が用意され、お祝いムードを演出します。
誰がお祝いするという決まりはありません。一般的には子供や孫などの家族がお祝いしますが、お世話になった方や友人同士で集まって70歳をお祝いする事も多いです。
今日のミッションは母の古希のお祝い💐✨花束を仕込み中… pic.twitter.com/5gLPOgvSZU
— DIC2303@asano.e (@eikoasano8) March 25, 2023
昨日のファンターネ中野サンプラザ公演終了後に観に来てくれた素晴らしい仲間たちと撮りました。
— 坂田おさむ (@sakata_osamu) March 27, 2023
この王冠👑は僕の古希のお祝いをしてくれています。古希⁉️
なんだか凄くね?
長生きはするもんですわ。(笑)
皆んなありがとう❣️ pic.twitter.com/dYd373vJEG
では、そんな古希祝いの花には何が良いのでしょうか?
一般的なのは胡蝶蘭かもしれませんが、胡蝶蘭にも様々な種類がありますし、価格もピンキリです。
また胡蝶蘭以外にもプリザーブドフラワーなども人気ですので、この記事では古希のお祝いの席にふさわしいお花について紹介します。
古希のお祝いの花に最もおすすめなのは胡蝶蘭!

やはり、昔から定番ではありますが、古希のお祝いの花といえば胡蝶蘭が人気です。
「古希祝いには胡蝶蘭が良いって聞いたから…」という理由で、なんとなく胡蝶蘭を選んでいる方も多いでしょう。
ですが、古希のお祝いに胡蝶蘭が選ばれているのにはちゃんと理由があります。
1.花言葉が長寿のお祝いにふさわしい
胡蝶蘭には「幸せが飛んでくる」という花言葉があります。胡蝶蘭の華やかな見た目が蝶を連想させ、幸せが飛んでくるということから、お祝い時に縁起の良いお花として選ばれています。
胡蝶蘭の他にも縁起の良い花言葉を持つ花木に「松・竹・梅・椿」などがありますが、自宅で育てるという点では、どの花も育てにくいというデメリットがあるのです。
2.胡蝶蘭の育て方が簡単
大切な人にプレゼントのお花ををあげる時、やはり大切にして貰いたいと思う方は多いでしょう。
胡蝶蘭は水やりをしたり肥料をあげたりと、世話をする必要がほとんどありません。育てるのが簡単で、そのまま部屋の中に置いておいても2~3ヶ月は咲き続けてくれます。
他の花だとこれだけ長い間、花を観賞して楽しむことはできないでしょう。
花だけでなく、胡蝶蘭の緑色の艶々した葉も観賞価値が高いとされていますので、贈り物として適しているのです。
3.胡蝶蘭は寿命が長く、長寿のお祝いにもピッタリ
さらに、胡蝶蘭は一度花が落ちてしまっても、2度目の花を楽しむこともできます。これを2度咲きといいます。
2度咲きさせるためには、花が終わった花茎をカットしたり、株を根腐れさせないように植え替えたり手入れをしなければなりません。
しかし、しっかりと管理をしていれば二度、三度と花を咲かせてくれる胡蝶蘭は、「いつまでも元気でいてね。」という長寿を願う贈り主からのメッセージにもなるわけです。
胡蝶蘭を購入する際のおすすめ店舗は下記の記事で紹介しています。

古希のお祝いで胡蝶蘭以外におすすめの花
古希のお祝いで胡蝶蘭をあげるのは普通なので、ちょっと変わった花をプレゼントしたいと思う方もいるかもしれません。
そういう方は、以下のお花がおすすめです。

桜
日本人はみな桜を見ると幸せな気持ちになります。日本の象徴的な花であり、長寿や幸福を象徴するとされています。
菊
日本の国花であり、長寿や健康を祝う花としても知られています。古風な方にはよく似合うお花でしょう。
松
松は古くから長寿と健康を象徴するとされていて、古希のお祝いにもぴったりです。
万年青(おもと)
あまり知られいませんが、万年青(おもと)は縁起物として幸せを招くとされている植物で、長寿や幸福を祝うお祝いにぴったりです。
菖蒲(しょうぶ)
菖蒲も健康や長寿を願う花として広く知られていて、古希のお祝いにふさわしい花です。
これらの花は、古希のお祝いにふさわしいとされる意味や伝統を持っていますから、胡蝶蘭以外で選ぶ際の参考にして下さい。
アレンジメントもおすすめ
古希のお祝いはとても特別なイベントですね。
もちろん古希のお祝いでプレゼントするお花は、上記で挙げた種類に限られているわけではありません。
自分が良いと思ったお花を選んで渡したり、花屋さんで好きな種類の花をいくつか選んでアレンジメントし、花束にして貰うこともおすすめです。
花をアレンジメントする場合、以下のようなアイデアがあります。
白い花を使ったシンプルなアレンジメント
白い花は、純粋さ、誠実さ、そして長寿を象徴しています。古希のお祝いの胡蝶蘭ではやはり白色が人気ですが、アレンジメントでも白い花を使ったシンプルなものを作るのが人気です。
古希の数字の70を表すアレンジメント
数字の「古希」を表すような花材を使用したアレンジメントを作るのも素敵なアイデアでしょう。例えば、白い薔薇やカーネーションを使って、「70」という数字を表現するアレンジメントを作ることができます。
好きな花を使ったアレンジメント
古希のお祝いは、大切な方の人生を祝う特別な日です。その方が好きな花や色を使ったアレンジメントを作ることも素敵なアイデアと言えるでしょう。
例えば、その方がバラが好きなら、色とりどりのバラを使ったアレンジメントを作っても喜ばれること間違いなしです。
また、花材やアレンジメントのデザインについては、フラワーショップやデザイナーに相談するとよいでしょう。
どのアレンジメントを選ぶにしても、古希のお祝いにふさわしい花材を選ぶことが大切ですから、花屋の店員さんと相談するのがおすすです。
今は通販ショップでもメールや電話でこういった相談にのってもらえます。

ブリザードフラワーは古希のお祝いの花には不適切!

古希のお祝いにブリザードフラワーを検討する方もいることでしょう。
ブリザードフラワーは、生花を特殊な加工技術で長期間保存できるようにしたもので、色鮮やかで美しい見た目が特徴です。しかし、古希祝いにブリザードフラワーを贈るのは、あまり適切ではありません。
なぜなら、古希祝いは人生の長い旅路を祝う特別な日であり、生き生きとした生命力にあふれた花を贈ることが望ましいからです。ブリザードフラワーは美しくても、保存された花であるため、その花の本来の生命力を感じることができません。
いくら自分がブリザードフラワーが好きだとしても、古希祝いのプレゼントには胡蝶蘭などの生花を贈ることをおすすめします。

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